社員インタビュー

小野 浩雅
事業推進部 ディレクター
40歳という節目での転職。そして未経験の職種への挑戦。これまで関わったことのない分野の人たちとも出会い、ベンチャーならではの“青春”を謳歌している。
入社のきっかけを教えてください
前職では、大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構のライフサイエンス統 合データベースセンターで、生命科学分野の公共データベースを利活用するための技術開発をしていました。そのとき、国立研究開発法人科学技術振興機構に勤めていた奥原さん(現在の代表取締役)に出会い、ブース出展や講習を一緒に企画するなどして親しくなりました。その後、プラチナバイオの立ち上げにあたって誘われたのが入社のきっかけです。実は5年ほどお誘いがあったのですが、世間話のように受け止めていました。しかし日本分子生物学会年会でアレルギー低減卵が社会実装間近という講演を聞いて、事業の成長速度に驚き、また可能性を感じて入社を決めました。自分自身40歳になった頃だったので、ひとつの区切りとして新しいことに挑戦するなら今かも、とも思いました。前職もとても楽しかったのですが、心揺さぶられるものがありましたね。

どのような業務を担当していますか?
現在は、事業推進部として技術営業を担当しています。バイオDX、ゲノム解析等の受託解析業務の営業やプロジェクトの管理、お客様と研究開発部とのコミュニケーションを担っています。入社当初は技術営業がどんな仕事なのかも理解していませんでしたが、生命科学分野での経験を活かして、未経験の職種にも取り組んでみたら、どうやら意外と自分に向いていたことがわかりました。
お客様は大学や公的な研究機関、食品メーカー、化学メーカーなどの企業が多いです。前職では民間企業の方と会うことが少なかったので、これまで関わりのなかった人や事業、そして研究と触れ合うことができて興味深いですね。前職ではアカデミアの研究者とお話していましたが、やはり民間企業の方との関わり方は少し異なります。これまで関わりの少なかった、様々なバックグラウンドを持つ取引相手への対応が徐々 につかめてきたのは、40歳で挑戦してよかったと思える点ですね。
どんなときにやりがいを感じますか?
特に、営業から売上げが生まれて、納品までの一連をやり切ったときには達成感がありました。もちろん営業だけでできたことではありません。みんなで作り上げたという点で、まるで高校の文化祭のような感覚を味わっています。ベンチャーならではの青春と手作り感ですね。
今後さらに同じ志を持つ仲間を増やしながら、アレルギー低減卵に続く新規事業の開発など、社会課題をバイオ技術で解決していくことに挑戦していきたいと思っています。

職場の雰囲気はどうですか?
当社の社員は、それぞれがプロフェッショナルではありますが、右も左も分からない私に、手取り足取り親切に教えてくれる人たちです。フルリモートで働いているのでコミュニケーションの工夫は必要ですが、困ったときは積極的に聞けば、助けてくれる風土があります。
大企業やアカデミアで閉塞感を感じていて、そこを突破してみたい人にはぴったりの会社なのではないでしょうか。私も、妻やまだ小さい子どもとの時間も大切にしながら、みんなと協力して1つのことに向かっていく仕事を楽しんでいます。