
私たちは「バイオテクノロジーで未来を拓く」をビジョンとして、産業で使われる生物のゲノム情報を解析するバイオDXと、そのゲノム情報を改変するゲノム編集の、2つの技術に基づく事業を展開しています。
内閣府「バイオエコノミー戦略」では、我が国の強みを活用して、2030年までに国内外で100兆円規模までバイオエコノミー市場を拡大しようという目標が掲げられています。そのために、未来の食を支える技術や、微細藻類を活用したカーボンリサイクル技術などの開発が、バイオ業界全体で進められています。
そのような中で当社は、卵アレルギーでも食べられる卵(アレルギー低減卵)の社会実装や、環境に有用な微細藻類の二酸化炭素吸収能力を高めるための研究などを進めています。次世代シーケンサーの発達により、ゲノム情報を読み解く能力が高まっている中、そこから得られる大容量のデータを解析する力が当社の強みです。また、2020年にノーベル化学賞を受賞したゲノム編集ツール「CRISPR-Cas9」の特許ライセンス問題が事業化の障壁となっている中、当社は国産ゲノム編集技術を提供することができます。
当社はこれらの強みを生かし、創業後6年でメンバー40名にまで成長してきました。そこには多様な人材の活躍があります。研究開発部の研究者に関しては、大学発スタートアップである特徴を生かし、共同研究講座制度を活用して広島大学内に研究室を2つ開設しています。研究職のメンバーは、クロスアポイントメント制度を活用して広島大学の研究者の肩書も得て、どちらかの研究室に所属しています。これにより、研究者は企業とアカデミアの2つの顔を使い分けて研究することができます。さらに、ビジネスとして伸展させる事業推進部のメンバー、バックオフィスを支える経営企画部のメンバーも大いに活躍してくれています。
今後も様々な人材が力を発揮できるよう、当社では裁量労働制やリフレッシュ休暇制度などの働き方や福利厚生を用意しています。結婚、子育て、介護など、ライフイベントが発生したときに、働くことを諦めることがないように、優秀な方が働く機会を損失することがないように、安心して働ける環境を作っています。
当社が掲げるミッション「生物機能をデザインして社会課題を解決する」のために、いま社会でどんなことが求められているのか、メンバーはいつも考えてくれています。バイオテクノロジーの力を信じ、自らがこれまで培ってきたスキル・経験を駆使してイノベーションを創出したい方のエントリーをお待ちしています。
新しい取り組みにチャレンジしたい皆さん、一緒にワクワクする未来を実現しませんか?
代表取締役 奥原 啓輔